私はヤマザキマリさんの大ファン。
著書はほとんど持ってます。HPもSNSもしょっちゅうチェック。
サイン会や歌を聴きに行ったり、いつ聞いてもお話がとても面白い。
今回は、アンスティチュ・フランセ東京あったリアド・サトゥフさんとの対談を聞きに行ってきました。
飯田橋の近くにあります。すっごい急な坂の途中にありました。
中に入って、自販機を覗くと‥
全部エビアン!ここは東京だけどフランス🇫🇷
さらに奥に入っていくと‥
おお、ヨーロッパの街角のよう!
ドラえもん!
ハウル!ジブリすごい!
惣領さんのマリーアントワネット♡私も持ってます〜♡(暗くて写真がブレる‥)
日本にこんなヨーロッパの街角の本屋さんがあるとは知りませんでした。
ポストカードなども売ってました。ああ、海外に行きたい‥。
和洋折衷なボード。
軽く散策した後、早速会場へ。
何ていうか、おしゃれな人が多い。シンプルなんだけど、なんかオシャレ。
アニエス・ベーを彷彿とさせる方も。
会場に入る前に、同時通訳を聞くためのシーバーを貸してくれました。
フランス語は全くわからない私。初同時通訳が聞けることにワクワクしました。
思っていたより、シックな会場。
私の手元には、エビアン。これで準備万端。
いよいよ対談が始まる。
パチパチ‥👏
未来のアラブ人を読んでいなかった私にはわからないところも多々ありましたが、とても楽しみながら対談を聞いていました。
中東というのは日本やヨーロッパとは全く異なった文化や風習が存在していること。(世界では極悪人と報道されている人物が英雄とされていることもある。)
教育ではなく宗教で人々を統制していること。
イスラエルとの関係や、旧ソビエトとの関係。
シリアという国について。
フランスで放映されている日本のアニメ。輸入されている漫画。
本当に色んな方向に話が進んでいき、自分の無知さがよくわかりました。
中東は今自分の中にある善悪では判断できないことが普通に起こる。
イスラム教という一神教の強さ。狡猾さを美徳とする時さえあるくらい過酷な環境。
ヨルダンやシリアは1度は行ってみたいのですが、色んなことを予備知識として入れていくことが自分を守ることにダイレクトにつながるように思いました。
ヤマザキさんのお話は、面白く役立つのですが、何より嫌味がない。
色んな経験をしてきているのに(是非著書を読んでみてください)全く暗さもない。
こんな風に自分の経験を人に伝えれたらいいのに、と毎度思います。
未来のアラブ人は6巻まで出ているのですが、日本語訳はまだ1巻のみ。
1巻の売れ行きで続巻が決まるとのこと。
もちろん購入しました!サインももらいましたよ!
読んでみましたが、面白い。
自分のことを俯瞰的にみて、残酷なことも含めて淡々と描いてあります。
キャラクターも可愛い。私は好きです。
会場にはとりみきさん、ヤマザキさんの息子さんのデルス君も来ていました。
未来のアラブ人の巻末に、困った顔をした主人公が飛行機に乗るシーンが描いてあるのですが、デルス君は「ママ、これは僕だよ!」と仰っていたとのこと。
親の都合で色んな国を転々とする子供の視点が描いてある本でもあります。
是非読んでみてください!
お読みいただき、どうもありがとうございました!