前回の投稿から時間があきましたが、続きを書きます。
前日早く寝たせいもあってか、早朝に目が覚める。AM5:00くらい。
外は真っ暗でした。雪が降ってないだけでもよかった。
VILLAで買っておいたパンやジュース、コーヒーなどを身支度をしながら食す。
パンは硬いけどまずくはないし、コーヒーもそこそこ。慣れることはできそう。
朝の支度が終わっても、外は真っ暗なまま。
今日、行きたいところを整理しようと本を出す。
地球の歩き方と宮本輝さんの「異国の窓から」。
地図を見たり色々考えていると、ワクワクしてきたので、まだ暗いけど出発しよう!
ウィーンの地下鉄やトラムが1週間乗り放題のチケットを購入。
(このチケットは月曜始めらしく、購入タイミングを間違えると高く付くので注意です。)
改札のない電車乗り場っていうのは性善説に基づいているのか?なんて考えつつ、電車に乗った。まずはプラーターの観覧車を見よう!
Praterってかいてある!なんていちいち感動していた。
いざ、プラーター公園へ!
‥盛り上がりに果てしなく欠ける。。。なんか寂しくない?
ええ、来るタイミングを間違えています。夜のがいいんですよ!朝来てどうすんの!
と、今なら思えますよ。この時は真剣でした。
さすがに長居できず、とぼとぼと地下鉄の駅へ。
何だか軽くお腹が空いたので、マックに立ち寄る。
早めの昼ごはんかと思いきや、メニューが朝マック。まだ10時くらい。
わらじポテトは安定の美味しさでした。慣れた味に触れてホッとしたのか、その後はエンジン全開でリンク内を廻りました。
王道のコース!アンカー時計→シュテファン大聖堂→カールスプラッツ
クリスマスシーズンに入っていたのもあって、街は彩られていてとても綺麗でした。
ケルントナー通りに帰ってきて、ちょっと一息つきたくなり、オーバーラーという日本人に人気のカフェへ。
バナナタルトケーキ?のようなケーキを注文。日本人向けの味だわーと思いつつ、滞在中はこのカフェに来ることを決意。
食した後、ぷらぷら歩いてペーター教会へ。
タイミング良く、パイプオルガンの演奏が‥!
演奏後、手を挙げて聴衆に挨拶をされた男性の演奏者を見たときには、涙を流しながら拍手をしてしまいました。
「ウィーンにいる‥!」という高揚感。
「この方は、このウィーンという土地で、パイプオルガンを弾けるようになるまで、どれほどの努力をなさったのだろう‥。」
ドナウの旅人の中で、小泉という音楽を学びにウィーンに留学している男性が出てくるのですが、彼がモルダウを弾くシーンが私の中で再生されました。
「来てよかった‥!」
美しい街並みや建造物にももちろん魅力はあるのですが、そこに人間模様が映し出される瞬間は、行かないと得られない。写真では見ることが出来ない。
自分の中に何かインプットがないと、感じ取ることができない。
行き先が主役ではなく、主役は自分。
長くなりましたが、私の旅はまだ続きます。